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86/BRZ車いじりのブログ

【2018年版】BESTEXのプライマリースプリングの傾向と用途による選定方法(案)

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この度自家用車の仕様変更に伴ってBESTEXさんのプライマリースプリングを使用しました。

その際に実際に自分が体験したことと、BESTEXさんからメールで聞いたことをもとにBESTEXのプライマリースプリングの特性というか傾向とおそらくの本来の使い方、応用的な使い方についての考察です。

※あくまで個人的意見です。BESTEXさんにウラとったわけではないので参考程度にお考えください。またショップオリジナルや特注品等ではなく、BESTEXホームページの通販で購入できる一般販売のプライマリースプリングについての考察になります。

 

 

BESTEXのプライマリースプリングのスペック公差

自分がいただいたBESTEXさんからのメールです。

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自分が購入したプライマリースプリングは密着荷重250kg、300kg、350kgの3つですが、3つの公差をあらわした図を描きました(手書きですごめんなさい)

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赤丸のついた数字…表記密着荷重

さらに届いた3つのスプリングのうち2つが表記スペックからの計算によるストローク量よりもストロークしたため、実密着荷重は表記荷重のマイナス公差寄りになることが多いと思われます。

よっていずれかのスプリングを購入した場合、それぞれの蛍光マーカーでラインをひいたあたりの密着荷重のものが手に入りやすいと考えられます。

 

 

 

BESTEXプライマリースプリングの使い方

スプリングの傾向とBESTEXさんのblogの写真で見る限り、

BESTEXのプライマリースプリングは1Gで線間密着させて、伸び方向のレート確保に使用する

のが本来の使い方のようです。

縮みが苦手で伸びに強いといえるかもしれません。

主にジムカーナやサーキットを走行する車両でメインスプリングのレートが高く、伸びストロークが確保できない車両に対しての伸びストロークの確保と伸びた先での接地感やトラクションの確保を狙う使い方に向いています。

 

 

 

また、1Gで線間密着させないツインスプリング構成にも使えなくはないですが、前述の通りの傾向が出ると他所のに比べれば密着荷重のわりにレートが高いので、

目標の合成レートから算出して選定しちゃうと1Gで線間密着しちゃったり、密着荷重からスプリングを選定すると合成レートがあまり下がらず、思ったよりも乗り心地が悪い・・・といった結果になる場合があります。

この用途の場合、他メーカーで欲しいスペックのプライマリースプリングのラインナップがあるならそちらを検討したほうが望むものが手に入りそうです。

逆に言えばBESTEXはラインナップと価格と在庫が強みです。困ったときには使えます。

 

 

用途別の選定方法(案)

※選定前にまずプライマリースプリングを使用する車両の単輪バネ上重量をある程度把握している必要があります。

 

1G密着させ、伸びのアシストスプリングとして使用する場合

・・・取り付ける部位のバネ上重量以下ならスペック通りのものを選定する(マイナス公差寄りなのでおそらく大丈夫)

 

 

1G密着させず、フルバンプまでに線間密着させたい場合

・・・細かい密着荷重の設定はしない(できない)で、マイナス公差がでても1Gで線間密着しないものを選定する

例:バネ上重量200kgの場合、BXPC300ならばスペック通りで1.5G密着、マイナス公差が最大にでても255kgなので1.275G密着になる

 

 

BESTEXさんのホームページはこちら。公式通販が最安値で購入できるようです。

www.bestex-spring.co.jp

 

 

※この記事は2018年秋に作成したものです。今後仕様変更等により特性が変化する可能性があります。