こないだに続いてプラグのお話。
大分前、GRBに乗っていた時エンジン不調になやまされた時期がありまして。
よく某SNSとかでいわれる「ブースト0.5病」というやつ。
どうもいまいちパワーがないというか、間瀬のS字でドリフトがもどったりして気づいたんですがブーストが0.6~0.7くらいしかかかってない!
ブースト計の針の動きもビコビコしながら上がっていく感じで、そりゃあ当時めちゃくちゃ悩まされました。
結局はまたココ・・・
厳密にいうとプラグじゃなくてイグニッションコイルの中の端子が腐食して電圧降下してイマイチ燃焼しない→排圧あがらない→ブーストかかんないって感じでした。
つい先日似たような症状の車を見て、もしや・・・とおもって点火系チェックしたらなんとまあ2番のガイシ割れてました・・・
24万キロ走ったレガシィターボでした。このプラグは14万キロくらい使っていた模様。よくここまでもったな・・・さすがNGK様。
点火、燃圧(最近のはセンサあるかも)、圧縮はECUは感知できない部分なので、エンジン不調の診断では真っ先にチェックする「基本点検」といわれています。
他センサとかアクチュエータをうたがうのは警告灯とかついたらもちろんなんですが、まずここの3つをチェックしてから。
もし今現在0.5病という名の不調でなやんでいる人がいたらまずネットの解決事例をやみくもに試すのはやめましょう。金と時間がかかりすぎます。
あとよくエアフロ疑ったりしてエアフロ洗浄とかしてますが、
ゴミついてたり汚れてるんなら効果ありますが洗浄しても特性不良は直らないので、
スバル車なら潔くエアフロコネクター外してECUの予備マップ読ませたほうが不具合箇所の切り分けができます。
それとECUがSafeモードにはいるとかいわれたり、解除に1日放電がいるとかいわれてますが自分はそんなモードみたことないです。電源なんて1分もほっとけばいいでしょう。
フェイルセーフのことをいってるのだとしたらフェイルセーフに入るだけの故障が車にあります。もしくは過剰なノッキング等でレギュラー燃料使用判定になるとざっくりでも点火時期が10度は戻すのでそのせいかもしれません。
ともあれ診断の際は闇雲に部品交換はしない方がいいです。やるなら純正戻し。
自分もそれで10万くらいつかいましたw
とまあ、上のレガシィに関しては自分がGRBの診断用に持っていたスペアプラグを使って原因特定できたので、
人の役にたったのなら色々買いそろえてたのも無駄にはならなかった・・・はず・・・?