移動中に同乗者がゲ〇を吐くほどの乗り心地になってしまったBRZ。
色々求めてった結果コンペティティブ(?)になりすぎてしまったようで、
これじゃあカジュアルドリフトカーじゃないよねってことで本来のコンセプトに戻るべく、足回り(主に車高調)のリセッティングをすることにしました。
案としてはいよいよプライマリスプリングに挑戦しようかなって思ってたんですが、いかんせん予算的にキツイ部分があるので、今ある手持ちのスプリング+αでなんとかまともなとこに落ち着けようということで考えた結果・・・
低バネレートでプライマリスプリングの1G密着しないところみたいな領域を作った上でバンプラバーでバリアブルレート+ストローク制限すれば安くそれっぽくなるんじゃね?
っていう発想にいたりました。
ていうか前に自分で言ってました。
いや言ってるくらいならさっさとやれよ!って言われるのはもちろんですが、いろいろやらなかった(めんどくさい)理由があるのです・・・後で書きますが。
ひとまず考えてることを簡単な図にしてみました。
テキスト打つのめんどくさかったんで文字だけ手書きにしました汚くてごめんなさい。
若干図がかたむいてる気がするがきにしてはいけない。
とりあえずこんな感じで、
①のバネレートをストロークと許容荷重に注意しながら街乗りレベルでとって、
②と③の寸法を出すためにいったんバネ組んで1Gで採寸して、
あとは何Gでバンプタッチさせるかと、バンプラバーの強さを試行錯誤すればプライマリスプリングに似た何かが出来上がる・・・・
かもしれない・・・(笑)
できあがるのか・・・?
できればプライマリスプリングよりか安く仕上がるんです・・・が、
バンプラバーによるバリアブルレートのレート感がわからない(メインスプリングのレートと車重にもよるから)
→トラクション確保と底突き防止を両立させるラバー量はやってみないとわかってこない
→つまり何個もバンプラバーを買って試さないといいとこでない可能性が高い
→それプライマリスプリング買えたんじゃね?
っていう本末転倒な出費スパイラルに陥るリスクがあるので、そういう意味ではプライマリスプリングでバリアブルレート作って、バンプラバーできっちり規制かけれる方が作りやすそうだよねって思いました。・・・思ってます。
ヘタリとか計算ずれとかあるけどこうやって分業?できそうですし。
まあとりあえず最近ドリフト界隈では流行ってるセットアップだし?自分も自分なりの観点で作ってみることにしましょう。
奇しくも前後とも正立ショックでバンプ増しできますし。
今回はまず図の①を考えます。スプリングのレート設定ですね。
ちょっと調べたんですが、乗り心地という観点でバネレートを考えた時に、固有振動数というものがでてきます。
車のバネ上振動の周波数ってやつらしいですが、計算式があって(ここでは計算式ははぶきます)周波数が高いほど乗り心地は悪くなるんだとか。
スポーツカーのノーマル足で1.5Hz未満、
ポピュラーなレートの車高調で2.0~2.5Hz。
レーシングカーとかの足だと3.0Hzをこえるんだとか。
杉ノ原を走った時のBRZはフロント12k、リヤ8k・・・
切れ角対策のためにスタビレスなのもあってきもち高めのレートにセットしてたんですが、、、、
自分のざっくり計算で前後とも3Hzに近い周波数になってました(笑)
いやそれはまあ、ゲ〇吐くよね・・・・
ごめんなさい・・・・
だがまあ周波数考えすぎて新しいバネかったらそれもうプライマリスプリング買えよってことになるので、
別タン車高調に納まる中でなるべくレートの低い8キロをフロントに、6キロをリヤにセットすることにしました。
超ざっくり計算だとこれでフロントは2Hzちょい、リヤは2.2Hzちょいくらいになるようなので多分今よりかはマシになるんじゃかろうか。
もし自分がリヤプライマリ化したらメイン9k、プライマリ15kか12kくらいで構成考えてたんですがそうすると合成レート域の固有振動数はだいたい2.0前後になりそうなので、シングルスプリングなら5k前後になるのでいいセンいきそうですね。
まあまだ皮算用の段階なのでどうなるかはやってみてのお楽しみ!
次回は8k6kを組んでみての採寸です。ではでは。