前回からのつづき。
エンジン降ろした際にほかにもいろいろやりました。
小ネタその1はエンジンのオイル漏れの修理。
自分のBRZは事故歴があって、以前にチェーンカバーを交換したっぽいのですが、シールが甘くチェーンカバーからオイルもれ・・・
プラス両バンクのカムキャリアとカムシャフトキャップのシールもダメで、全部バラして液体ガスケットをはがしてシールし直しです。
写真だとみえづらいですが、事故のせいで右バンクのカムシャフトキャップの一部が欠損していました。
どこの上越の車屋だか知らないけど、直すならちゃんと直して売りに出してほしい・・・
まあ事故ってないにしろ、スバルのFAFBエンジンはチェーンカバーないしカムキャリア周りからオイル漏れがちです。全部が全部とは言いませんが。
滲み程度なら無視できるけど、ラジエータのロアホース侵したり、排気管に付いちゃうのはちょっとね・・・ということで今回改めて修理です。
小ネタその2はエキマニの排気もれ。
過去にもあったんですが、社外マニは材質のせいか熱で歪むらしく、エキマニの取り付けボルトが緩みます・・・で、エキマニガスケットに吹き抜け痕が。
自分のはSARDのターボキット付属のマニなんですが、他の社外マニもなるかもわからんですね。1度締めなおしてなお再発したので、組み上げの際にはスプリングワッシャをかませて緩み防止を図りました。86BRZ乗りで社外マニ使ってる人は定期的(特に夏から秋みたいに気温が落ち込んだ時)に見てみてもいいかもしれませんね。
小ネタその3、プラグ交換。
HKSのは2万キロもつらしいですが、2年使ったしそもそも使用するエンジン回転域が街乗りではないし、車上作業だとわりと大変なので気持ち早めに交換しました。
新しいの付けた時にプラグギャップの向きを吸気側に向けるっていうのを試してみたんですがうまくいかず、結局普通に締めました。
小ネタその4、直噴インジェクターシール点検。
なんか以前から直噴のインジェクターシールが吹き飛ぶっていう噂を聞いてて、前オーナーがどういう使い方したかわからないエンジンだし、かくいう自分もろくな使い方してないしでもしかしたら吹き飛んでるかも?と思って点検してみました。
結果は4本とも吹き飛んでおらず、新品に交換しようかとも思ってて新品も用意してたんですがこれがめっちゃくちゃ硬くて破損の予感と時間的にキツイ部分があったのでグロメット類だけ交換して組みなおし。
ひとまず吹き飛んでなくてよかったです。ちょっとエンジンの信頼性上がった気が。
※気になる方はエンジン降ろさなくてもインマニ外せば取り外しはできます・・・が、
尋常じゃない燃圧がかかってる場所なのでエンジン停止から8時間は放置しろとマニュアルにはかいてありましたのでお気をつけください。守らなかった場合最悪ウォーターカッターよろしくの高圧ガソリンで身体に当たったところが壊死するそうです。
今回で冬のBRZメンテはひとまずおしまいです。続きは多分春ごろ。