最近また動画更新のお知らせばっかりになっていたので、ちょっと前からいじり始めたステアリングラックのお話を。
ファイナル交換作業を失敗して動画取り直しになってなんともやる気が出なくなってしまったので、気分転換がてら久しぶりに旋盤を回しました。
犠牲になったのは余っていたBRZの純正タイロッドです。
よくある社外の切れ角UPタイロッド風に加工してみました。
9mmほど切削してあります。ラックの歯が1山増えると多分このくらいまで純正状態から移動量を増やすことが出来ます。
しかし適当に作ったのにラックの径と良い感じにマッチしましたね(笑)
分解していたラックも、こんな感じに左右とも切削して1山増やせればいいのですが、なかなかいい切削方法が思いつきません。
せっかくならきっちり機械加工したい思いと、勢いでグラインダーで手削りでやっちゃえという思いの狭間でゆらいでいます。
うまく作れれば前に作ったオフセットメンバーとの相乗効果で、いままでよりも
飛躍的に切れ角を増やせる見込みはあるのですが、もう一息といったところです。
正直こっち側で切れ角増やす努力をしても、ナックルとのマッチングでアッカーマンが狂ってしまえば使いづらくて切れ角があるだけの状態になる可能性もあるので、本来ならオフセットメンバーに合わせたナックルを設計してしまうのが1番の正解だとは思うんですが、それも中々に大変そうです。
ひとまずこっちは思いつき?思い切り?待ちです。
はやく作って試してみたいですね。