タイロッドエンドの穴の位置は決まったのですが、ナックルの肉が全くない位置になってしまったので、予定外ですが肉盛り溶接をすることにしました。
そんなわけでナックルに余熱をかけるため、ストーブの上にしばらく置きます。
ダクタイル鋳鉄は専用の溶接棒で溶接しないと駄目らしいので、専用の溶接棒を購入しました。
すごく高いです。
とてもキロでは買えないので、ヤフオクでばら売りしている方から1.6mmの物を10本購入しました。ほんとは3mmの物が欲しかった・・・
片方をストーブに乗せて、冷やさない様にしながら交互にパスを通して、左右4本ずつ溶接棒を使い、肉盛りは完了。
ぱっと見サビサビですが、溶接部分は事前にしっかりサビ落としをしてあります。
終わった後も溶接部の温度低下を緩やかにするためにストーブに乗せます。
なんちゃって焼き鈍しといった感じですね。
とにかく鋳物溶接は急のつく処理はNGの様です・・・というか溶接全般、冷えている状態から作業開始は良くない気がしますね。
熱がぬけたのでグラインダーである程度形を整えてみました。
おそらく穴が空く分には足りていると思うのですが、強度確保分が足りているかはまだ不明です。
先に穴あけをしてみて、足りなければさらに盛ります。
というわけで次回はいよいよ穴あけです。