アッパーマウント、ナックル設計と並行して進めていたのですが、ナックル専用のロアアームの製作もボチボチ進んできました。
ノーマルより50mm延長、ナックルの加工によりホイールベースが8mm短縮してしまう分を補正するために、ボールジョイントの位置を8mm前側にずらしています。
かなり間隔をあけて左右ずつ作っていたので、若干切るところが左右で違ったりしていますが、もう少し形を整えればとりあえずは機能しそうです。
ナックルストッパーは実際に車に付けてみて、ナックルとの当たりを確認してから溶接して取り付ける予定です。
・・・と、今まで20mm、40mm、50mmとロアアーム延長をしてわかったのですが、
キャンバーはいくらでもついていいぜという場合以外、(ドリ車として)マトモなキャンバーで走ろうとした場合、アッパーマウントの調整幅の都合で40mm延長が限界になりそうです。
50mmはアッパーマウントの調整穴を拡張すればキャンバー5度程度からの使用が可能で、60mm延長となるとおそらくボディのストラットタワー穴を切って拡げないとキャンバーが付きすぎてしまいます。
かつ、30mm~50mmまでのロアアーム延長をして、そこそこワイドになってしまった86BRZのドリ車は、タイヤ幅の関係からグリップ勢よりもホイール選びに苦労してしまいます。
僕はワイトレでごまかして使っていますが、正直ホイールのみで完結させたいところです。
切れ角を増やしていくとフロントタイヤのサイズはせいぜい235が限界なので、ホイールのリム幅は8Jあたりで、ロケバニフェンダーだとオフセットは+25あたりになるはずですが、PCD100でそのあたりのホイールというのは現状オーダーオフセットしないと実現しないサイズです。
60mm延長できればオフセット+35という市販で出回っているサイズで落ち着きそうなので60mm延長までしたいのですがボディ加工が必要になる・・・
個人的にはストラットタワーを切り刻むのが不格好に感じてあまり好きではないので、やりたくない加工です。
現状の回答としてはロアアームは50mm延長して、足りない分をナックルのロアアームの取り付け部分を肉盛りして穴位置を10mm程ずらせば、アッカーマン的にもホイール選び的にも楽になりそうなので、アングルキットVer2を作るとすればそれかなあ・・・と考えています。
Ver2作る元気あればいいのですが、まずVer1を作りきらないと・・・