目下製造中の鍛造フォークですが、初期量産分の製品本体が完成しました。
強度試験もこんな感じで行って、純正以上の強度と靭性がある事を確認しました。
あまり細かい資料はあげられないのですが、純正フォークの試験も行いました。
純正フォークはあの価格と薄さで、なかなかの強度を確保してありました。
設計強度の範囲で使う分なら申し分ないのですが、いささか靭性に乏しくて設計強度を超えた負荷がかかるとあっさり割れる印象でした。
もう少し粘りさえあれば今程トラブル報告は上がらなかったかもしれません。
ホントにデータを上げられなくて説得力がないのですが、鍛造フォークは純正の約1.5倍程の強度の確保に成功しました。
特に靭性については申し分ないレベルだと思います。
そんなわけで品物自体はあと実車テストを終えればリリースできそうなのですが、飾り箱の完成が思いの外遅れて、8月末の完成になるとのことです。
リリースは9月以降になりそうですね。
少し間が空いてしまいますが、実車テストも終わらせてしっかりした状態でリリースしたいと思います。