数年ぶりにツインスプリングを辞め、ヘルパー入りのシンプルな構成にリアを組み直しました。
何年かツインスプリング仕様に乗ってみた感想ですが、街乗りそこそこ、ドリフトだともっとパワーが要る…といったところです。
ツインスプリングの構成自体、ストロークが間延びする傾向(密着荷重とメインのレートにもよる)なので、ストロークにパワーが食われてしまい、ストロークした先での空転維持が非力なBRZでは難しく感じてしまいました。
これがグリップなら路面のうねりをいなしながらベタで踏めるシチュエーションが増えるのでいい方向に働きそうなのですが、滑らせる運転だと相性が悪い感じです。
また、ストロークの間延び感により、振り返し時にリアだけもたつく印象がでてしまっていました。
この辺りも密着荷重とメインレートの見直しで改善はできそうなのですが、2,30kgの密着荷重変更はバネの精度の問題がでてきて市販のバネが使えない→高価なワンオフにせざるを得なくなり、経済的にしんどくなってきたのでツインスプリングの構成自体を辞める事にしました。
今回は最近買ったSPIRITのバンプラバーを導入。
荷重計算等も特にせず、古の手法で街乗りのストロークを測り、プレスで荷重をかけた状態で狙いの寸法に切り出してそれを戻して使うという、かなり脳筋な組み方で組みました。
ついでに封印していたピロアームも復活させました。
このブログを始めた当初の構成にほぼ戻りましたね。
ウン年も足周り弄くりまくって原点回帰とは…
沼にハマった者の末路を体現しています…
使っていたプライマリースプリングはすでに手放してしまったのですが、その後BESTEXのプライマリースプリングも終売という話を聞き、いよいよプライマリースプリングの入手が困難になりました。
僕も手持ちでプライマリースプリングはもう持っていないので、今後のセットアップはシングルスプリング+バンプラバーと必要ならヘルパーやテンダーという従来の方式になります。
またこの辺りも掘り下げ直せたらいいなと思うので、面白いデータなどとれたらあげていきたいと思います。