・・・怪しい。見るからにあやしい。汽車強力緩衝器ってなんなんだ・・・
というかやはり安定の中国製品でした。
正式名称はハイトアップラバーというらしいです。
あ、BRZではなくてセカンドカーのステラ(ムーブ)用です。
まあセカンドカーだしそこにこだわってどうすんのよって感じもあるんですが、ダイハツ軽を一年ほど乗ってみてわかったことがあります。
この車曲がらない!
いや、曲がるんだけどフロントつんのめらせるような曲げ方をするとどんどん思った以上に曲がらなくなるんです。
タイロッドがフロントタイヤ後方側についていて、上の写真は接地状態でのタイロッドアングルを撮影してみたんですが接地状態で水平か弱バンザイみたいな位置になっています。
ステラはバンプトーアウト傾向なので、舵を切ってカーブに入ってそこからフロントがつんのめっていくと旋回外側の舵角は減っていく方向になる・・・はず。
さらにダイハツ軽とかスズキ軽とかってリヤホーシング?セミトレーリング?なのでスバルのオリジナル軽に比べるとリア自体には車を曲げようとする作用はあんまりしない・・・はず。
よってプレオだのヴィヴィオだの旧ステラだのを乗りなれた自分には激しく曲がらない車に感じるようです。
それでもジムカーナの旋回よろしく車体のおなかでクリップとるような姿勢作りを旋回前からちゃんとできてアクセルを入れられればきれいに曲がってくれるのですが、街乗りの全部のカーブでそれができるほど自分は上手ではないのです・・・
じゃあタイロッドアングルもうちょい下げ気味から使い始めて、フルバンプでも今よりタイロッドのバンザイ少なかったら使い勝手よくなるんじゃないか?と思いついたんですが、わざわざセカンドカーにタイロッドアングルアジャスターをワンオフ製作するほどのエレルギーもお金もないので、とりあえずフロントの車高上げれればいいのでは?ということで安かったしブログネタもないしでポチってみました。
取り付け前のフロントフェンダーアーチの高さは約61.5cm
フロントストラットにつけるとこんな感じです。
ジャッキアップさえできれば簡単です。
下げてちょっと慣らした時のフロントフェンダーアーチ高さは約62cm
このあともう1回測ったら62.5cmだったので大体0.5~1cmはフロント上がりになりました・・・・多分。
取り付け後のタイロッドアングル。
・・・違いがわかりませんね(笑)
さっと乗ってみた感じだと思ったとこに思いの外いっててちょっとびっくりでした。タイヤグリップに若干依存しがちにはなりますが、諸操作入れた時の最初のフロントの動きがなくなって操作はしやすい感じです。
少し振動を拾うようになった様にも感じるので、乗り心地は悪くなったかもしれません。
あとはチャイナ製なので耐久性がどんなところかな?といったところ。
車高上げる→重心が高くなって逆にロールが増えるかも?ともちょっと思いましたが、
やや実バネレートが上がる+ロールセンター自体も上がるのでどちらかというとこっちの方が支配的らしく、ロールが増えるってことはなかったです。
まあ1cm程度のハイトアップなので大差ないのかもしれません。
タイロッドがタイヤ中心の前にある車だったり、後ろにある車だったり、
タイロッドをバンザイで使うのかハの字で使うのかでバンプ特性が変わるので車高とか考えるときはそのあたりも加味して車をいじってみると面白いかもしれませんね。