さて前回外したロアアームですが、無事ナックルストッパーの溶接が完了しました。
会社の昼休みにちょっとずつすすめて、1週間で塗装までできました。
溶接初心者なのでビードがあんまりきれいじゃないので接写で見せられません(笑)
ついでといってはなんですが、EWPのロアアーム干渉問題をなんとかするべく、アーム側に逃げ加工をしてみました。
グラインダーで切ると強度がた落ちになりそうなので熱を欠けてハンマーで窪ませました。ぶった切られるよりかはマシ・・・なはず。
こうやって熱をかけるという発想が自分に生まれてきたのは整備士から鍛造屋になった感じがしますね。整備士時代にも緩まないネジにバーナーかけてたりはしてましたけどね。
さっそくファクトリー(実家)に帰って付け替えです。
良い感じですね。EWPも丁度よく逃げてくれました。
今まではエンジンかける時とか発進時にロアアームに当たってる音がしてたんですが、一切しなくなりました。
ナックルストッパーの方も狙ったとこにおおよそ当たってたので御の字です。ストッパーがもげたりしなければこれでもうナックルがいきすぎることもなくなるはず。
切れ角アップ加工がされていた強化タイロッドが曲がってつかえなくなってしまったので、タイロッドは純正を使いました。切れ角も大分おとなしめです。
ちょっとアングルが違いますが、一番切れてた頃はこんな感じです。
タイロッドにワッシャーも入れて切れ角マシマシ仕様でした。
この仕様でステアリングラック2つ壊したのでやむなく切れ角をなくす方向にしているのが最近の仕様です。
この切れ角MAX仕様の時でも切れ角は正直ちょっと足りてなくて、ラックが壊れて逆関節になりながらもさらに切れている状態(多分ラックがしなって逃げてる)くらいが真横にも走れて一番楽しかったので、BRZは壊れない範囲だと角度よりもスピード重視に走ってキャラ立てた方が向いている車のような気がしますね。
一度はあきらめた逆関節対策なんですが最近また別のアプローチを考えていて、話が現実味を帯びてきたら記事にしようかなと考えています。予定は未定ですが・・・
ようやくトーもまともになりました。これで一旦フロントの改修は完了です。
次はリア周りの変更ととある実験をしていきます。
つづく