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整備士くずれの日々徒然

実験ダンパーをつくる


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先日分解したダンパーですが、とある実験のために分解したので当初の目的通りとある実験用のダンパーを製作します。

 


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こんな感じでピストンの上下室とガス室の圧力を測れるように圧力計をつけます。

ダンパー分解を教えてくれた方に、ダンパーは圧力器だから圧力変動を理解もイメージもできてないと良いダンパーは作れないぞ!と念を押されたので、テスターがないなりにも圧力変動のイメージをつかめないかなという試みです。

 

テスターがないので、ガス圧変えたりダイヤル位置変えたりして手コキでわしわしする程度なのですが、

ガス圧が大気圧の時はキャビテーションを確認することができたり、同じ入力でもダイヤル位置で圧力差の出方が変わったりと、色々知ることができて満足です。

 

市販車高調の場合、ガス圧の設定はおそらく減衰ダイヤルがMAXの状態でもキャビテーションが起こらないガス圧を最低圧と設定すると思うのですが、

分解したダンパーはおそらく20bar近く入っていたので、ステアレスポンスだったりその他の理由でガス圧を設定していたのかもしれません。

 

いずれにせよ圧力変動どガス圧に関しての理解は深まったので、今後のダンパー組みに活かしたいと思います。

新しい発見があると早く次のダンパーを組みたくなりますね(笑)

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